伊藤銀次(いとう ぎんじ)
シンガーソングライター・作詞作曲家・アレンジャー・音楽プロデューサー・ギタリスト
1950年12月24日、大阪府池田市で歯科医の長男として生まれる。
1972年”ごまのはえ”(のちに”ココナツ・バンク”に改称)として『留子ちゃんたら』(キング/ベルウッド)でメジャーデビュー。”ココナツ・バンク”は大瀧詠一のプロデュースでアルバムリリース予定だったがその前に解散。大瀧詠一曰く「本来は彼らがナイアガラ・レーベル第一号アーティストだった」
その後、山下達郎、大貫妙子、村松邦男らと共に"シュガー・ベイブ"に在籍。1975年名曲『DownTown』を山下達郎と共作する。
1976年大瀧詠一、山下達郎と『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』をリリース。
1977年初のソロ・アルバム『Deadly Drive』(ワーナー・パイオニア)をリリース。
この頃、アレンジャー/プロデューサーとして沢田研二、アン・ルイスなど数々のアーティストを手掛ける。
1980年佐野元春と出会う。佐野元春は代表曲の『Someday』のサビを思いついたとき、まっ先に伊藤銀次に聴かせたという。"The Heartland"のギタリストとしても活躍。
1982年以降ソロ・アーティストとして『Baby Blue』『Sugar Boy Blues』『STARDUST SYMPHONY '65-'83』(以上ポリスター)『GET HAPPY』『山羊座の魂』(以上東芝EMI)『LOVE PARADE』(ソニー)など多数のアルバムをリリース。
1982年『笑っていいとも!』のテーマソング『ウキウキWatching』の作曲、そして1989年『イカすバンド天国』で審査員として、広く一般に知られるようになる。
90年代はプロデューサーとして活躍。ウルフルズを大ヒットさせる。
2009年ギター弾き語りの全国ツアー『I STAND ALONE』を35か所で成功させる。
2012年デビュー40周年に活動を総括するベスト・アルバム『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』をリリース。
2022年デビュー45周年を迎え、現在もシンガーソングライター・作詞作曲家・アレンジャー・音楽プロデューサー・ギタリストとして多才な音楽活動を続けている。
■プロデュース/アレンジ/楽曲提供(抜粋)
山下達郎 / 竹内まりや / 竹下景子 / 山下久美子 / 松原みき / 沢田研二 / 佐野元春 / 浜田省吾 / ウルフルズ / アン・ルイス / EPO / タモリ・いいとも青年隊 / 原田知世 / 松原みき / 憂歌団 / 鈴木茂 / 川島なお美 / 小柳ルミ子 / フランク永井 / 研ナオコ / 早見優 / 吉川晃司 / ハイ・ファイ・セット / バブルガム・ブラザーズ / 荻野目洋子 / 川島なお美 / 近藤真彦